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母は強(こわ)しな話

お久しぶりです!bBsです!




この前電車に乗りながらうとうとしていた時に


「ソーベヤンソンな!」


という、近くのじじいの大きな声で思わず起きたのですが、


―ソーベヤンソン


無駄に語呂のいいその言葉に僕は心を打たれ、その言葉の意味を知りたくなりました。聞き耳を立てたところ、


なんでも、バーバパパの話をもう1人の友達としていて、バーバパパの作者がソーベヤンソンだとそのじじいが言っているようです。


なるほどソーベヤンソンとはバーバパパの作者の名前なのか。


そう思い調べてみたところ、なんと、バーバパパの作者の名前は「タラス・テイラー」。



ソーベヤンソンではないのです。



気づいた時には遅く、さきほどソーベヤンソンな!!と何度も叫んでいたあのヤンソンじじいは既にいません。


バーバパパヤンソン」、「バーバパパ、ソーベ」、「ソーベヤンソン」。様々な検索をかけましたが、やはり出てきません。


このままではこれは生涯の謎になり僕を連日連夜苦しめることになるぞ。


夢の中でもヤンソンじじいの叫び声にうなされ、気付いたら自分がヤンソンじじいになり、また新たなヤンソンじじいを生んでしまう。


そう思い我慢できなくなった僕は藁にもすがる思いで母に電話してみました。



「母さん。ソーベヤンソンって…なんだ?」


トーベ・ヤンソンな。ムーミンの作者。フィンランド人。故人だね」


ムーミンの作者でした。あのくそじじいが!


電話越しに開口一番訳わからん質問をしてしまいましたが母は強しというやつでしょうか。すぐさま言いたいことがわかったようです。


問題解決して大変スッキリしましたが、思いのほか辞書みたいな返事が返ってきて母が怖くなり電話は勝手に切りました。反省しています。


というわけで今日の話のテーマは母の強さです!


さて、皆さんの母は、どんな人でしょうか。穏やかな人でしょうか、はたまた肝っ玉お母さんというやつでしょうか。


ちなみに僕の母は僕の友達からジャンボロケットと呼ばれていました。もはや何が何だかわかりません。ロケットは元々ジャンボです。


それはさておき、母というものはやっぱり強い。そう思う人は、少なくないんじゃないでしょうか。


それを僕の友達、ゲス君とその母、つまりゲス母とのエピソードを聞いて、納得してもらいたいと思います。




さて、このブログを毎回見てくださっている方なら分かるでしょう。見てない方も大体分かりますね。名前の通り彼はゲスです。


そんなゲス君を育てた母とはいったいどんな人物なのか、いよいよ今回その謎が一つ、解き明かされます。――





「この前、ウ〇コの写真を撮ったんだよ。」



昨日旅行に行ったんだよ。そんなノリでいきなりドン引きトークを始めるゲス君。


実際にその写真を見せて貰ったら、満面の笑みでピースサインをするゲス君とそのゲス君から排泄された成れの果てのツーショットが写っていました。


平然とその写真を見せる彼にドン引きですし、そもそもツーショットということは誰が撮ってるんだ??と、


まさかの撮影者がいる可能性も考慮してしまいましたが、野暮な話でしょう。そこには触れないでおきました。触れたくないし。




「そんでその写真をお母さんに送ったのね。」




嘘であって欲しい。そう思わざるを得ませんが、事実彼はその写真をゲス母に送っていました。なに考えてんだこいつ。


たとえ親子仲良しだったとしてもあまりにも行き過ぎたスキンシップです。


僕の母に同様の写真を送ったら間違いなくカウンセリングを薦められるでしょう。


それでも彼はやってのけてしまうのです。これが彼がゲスと呼ばれる所以です。


後日何故そんなことをしたのか、理由を聞いてみたところ、なんでも


俺が生んだウ〇コは、言わば俺の息子。つまり母さんの孫に当たるわけだ。孫の顔を見せたいと思うのは息子として当然だろ。とのことです。


ゲス母に変わって僕がカウンセリングを薦めておきました。彼はこのままだと国の手に負えない人物になる気がします。


それは置いといて、送ってしまったとなると次に気になるのは母の返事です。ゲス母はあのゲス写真にはたしてどうリアクションしてくれるのか。


ゲス君の携帯を借りて恐る恐るその先を見てみると、そこには驚愕のメッセージが送られてきていました。


『今日ご飯いる?』


完全なスルーです。ありえますか、息子が何を思ったのか自分とそのウ〇コの写真を送ってきたんですよ。


もしかしてこれは「落ち着いて夕食時にゆっくり話をしましょう。」という隠れたメッセージなのか。裏の意味をついつい探してしまいました。


そして動揺したのは僕だけではありません。このノーリアクションはさすがのゲス君も予想外だったのでしょう。


『今日い、ん』


「今日いらん」と書きたかったであろうゲス君の返信。焦りまくって誤字っていました。


了解。とだけ返事が来てそこでゲス母とゲス君の会話は終わっていました。


ついぞ例の写真には全く触れられず、普通の親子の会話の中にウ〇コの写真が寂しくたたずむ結果になりました。


写真の中のゲス君の笑顔もどこか物悲しく見えて思わず僕も悲しくなってしまいました。


嘘です。なんだかとても滑稽に思えてすごく面白かったです。


そんな訳で、ゲス君の母はゲス写真にも屈しない強い母であることがここから垣間見えました。


今思うと、ゲス母のリアクションからしてきっとゲス君は常習的にそういう写真を送っているのでしょう。


ゲスですね。今すぐにカウンセリングの催促をすることにします。


ではでは!