雨の日の話。

こんにちは!この前友達と人を東京湾に沈めるにはという話をしていたんですが


僕の友人の一人に心の闇が深い人が何故かその話に妙に詳しいのです。なんでも、


足に重りをつけることで東京湾に沈めて、死んでも浮かんでこない。そういう理屈で東京湾に沈めると良いという噂話をしてきました。何が良いんだか。


僕はこの話を聞いて思ったのは「本当に彼らは沈んだまま死んでしまったのか?」ということです。


人間の適応力は目覚しいものがあります。どうにか生き延び、海底で新たな文明、幻のアトランティスを築いているのではないか…?


彼らは東京湾に沈められた人たちを次々に救い、そして仲間にしていく、共通点である足枷を目印にして―――


いずれ彼らは地上の人口をも越え、自分達を海に捨てた人間共に反旗を翻す時が来る。


人間達は彼らを畏怖し、こう呼んだ。


――足枷族と。――



そんなことを考えていたら夕方になっていました。bBsです!!!




本日の話はゲス君の話です。


今のところこのブログでの紹介が一番多い人物でしょうか、また彼がやらかしてくれました。


6月に入り、すっかり梅雨なここ最近、僕が傘を持ってくるのを忘れてしまった時の出来事です。





ゲス「今日の昼、急に雨ふったじゃん?」


僕「ああ、そうだね。」


ゲス「そうすると傘を持ってきてない可愛い女の子とかがきっといると思うんだよね。」


僕「…続けて(食い気味


ゲス「そういう子に傘を差し出すと惚れられる可能性、あるんじゃないかな」スッ


そういって彼は研究室でお手本を見せようとしたのか机の下から傘を振り上げ――


僕「きったね。


まるで哀愁漂う公園の鉄棒のように錆びまくりのビニール傘を僕に見せたのだった。


その後ショックだったのか、傘を忘れた後輩の男にそのボロ傘を渡していました


帰る時間になったので、ゲス君は帰りは傘をどうするのかと思ったら、コンビニに買いに行くというので、いよいよ何故後輩に傘をあげたのか謎でしたが


まぁ僕も傘を忘れたので一緒に買いに行くことになりました。


コンビニで売っている傘の値段は確実に揚げ足を取っていると文句を言いながらも、ずぶぬれで帰るわけにも行かないので二人とも渋々購入。


そのまま仲良く二人で雨の中帰り道を歩いていました。


瞬間、一陣の風が吹き、僕達を襲い出したのです。


今まで空気が穏やかだっただけに僕は呆気にとられ、思わず目をつぶって傘で目の前に立ちはだかる風を防ぎ、事なきを得ました。


僕「っ…すごい風だったね。ゲスくn…」


ゲス「」


隣にいるゲス君に視線を移し、僕は言葉を失いました。

先ほどの強風によってついさっき買ったばかりのビニール傘がベキベキに折れてしまっていました。


あまりに面白い出来事でつい写真をとってしまいました。その時の写真がこちらです。



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僕「笑わせないで。葉っぱで雨宿りするカエルかよ。」


ゲス「開き直ってこのままさすね


僕「ほんとにやめて、皆見てるから。」


そんな僕の願いもむなしく、彼はそれをさしていきました。


まるで僕も笑われているような気持ちになってすごく恥ずかしい思いをしたのですが、


女「キャッ!」ズサー


雨で塗れた床のタイルで目の前の女の子が盛大に滑ってこけてしまいました。


きっとものすごい恥ずかしかったでしょう。大学生にもなって盛大にコケるというのは、結構くるものがあるのです。わかるよ。僕も経験あるよ


助けてあげたいが、女子耐性の低いコミュ障の僕は彼女を救えません。僕はヒーローではないのです。


助けてあげたい、でも助けられない。そんな葛藤に悩まされている時、


ゲス「助けようか。


僕「ゲス君…!


隣から勇ましい声が聞こえてきました。あまりに凛々しい声に思わず王子様か何かかと思いましたが


汚いベキベキの傘を持っていて目が覚めました。おそらくまともな傘も買えない貧民でしょう。というかゲス君でした。


当初の目的である、可愛い女の子に傘を差し出す格好のタイミングであると悟ったのでしょう、理由はどうであれ、見習うところではありますが、


かたや転んでずぶぬれの女、かたやみすぼらしい傘を持つ男。


絵面的に確実によくないでしょう。恥の上乗せをしかねない、そう思い僕は彼を止めようとしたときです。


ゲス「ブサイクっぽい、やっぱり止めよう。


僕「ゲス君…。



やっぱり彼はゲスでした。


美女は救うが、ブスは見捨てる。僕はそういう本能に正直な彼が嫌いになれません。


今後のゲスエピソードに期待しています。そのまま突き抜けてください。


ではでは!